まるでパンの生地をこねているように、前足を「モミモミ」するのは、子猫時代のなごりなんです。
母ネコの乳を吸っているときに、乳の出を良くするために、乳房を前足で押し出し、もみもみしている時の動作が、マッサージをしているように見えるんですね。
ねこはやわらかくてあったかいものを、母ネコのように感じながら、モミモミして幸せ気分に浸っているのでしょう。
ほとんどの飼い猫が、こういった行動をするらしいですが、たいていは完全に乳離れが済むまでに、母ネコと引き離されているケースが多いため、いつまでも子ネコのときの記憶でモミモミしてしまうのでしょう。
中には、毛布やセーターなどのウール製品を、吸ったりかじったりして、母ネコの感触を思い出しているねこもいますが、繊維が腸に詰まってしまったりすることもありますので、これはやめさせた方がいいでしょう。
大好きな飼い主に、ゴロゴロと喉を鳴らしながら、モミモミしてくれる姿を見ると、なんとも愛らしくて、癒されますよねぇ。